とっても賢い!PTCヒーター  PTCヒーターは自ら温度をコントロールする賢い発熱体です

自ら温度をコントロールできるPTCヒーターとは?

立ち上げ後わずか30分以内で、消費電力が約半分まで下がりますPTCヒーターは、スイッチを入れた後、電流が流れて温度が上がると次第に電気が流れにくくなる特性を持っています。
一度温まると無駄な電力を消費しない賢い発熱体です。

温度が上限に達して安定すると消費電力量が一定に抑えられるため、省エネといえます。

サンマックスのPTCヒーターは約52℃で安定するように調整されていますニクロム線やカーボン繊維など一般的なヒーターは、スイッチを入れると一方的に温度が上がり続けます。
暖房として使うなら、センサーで温度制御をする必要があります。

センサーは、ある一定の温度まで温まったらOFF、また一定の温度まで冷めたらON、再び温まったらOFF…とON/OFFを繰り返します。そのためグラフで示すとヒーターの温度はギザギザの折れ線で推移します。

一方、 PTCヒーターは、温度が上がると抵抗値も上がる性質(PTC特性:TOPICS参照)によって、温度は緩やかに上昇した後、ある一定の温度で安定します。床暖房用にしっかり調整しているPTCヒーターなら、センサーなどの外部的な制御を必要とせず、自ら適温をコントロールできます。温度が上限に達して安定すると、消費電力量も少ない値で安定します。

自動車にたとえれば、何度もブレーキをかけてはアクセルを踏むという走り方より、一度も止まらずに安定した速度で走るほうが、燃費がいいのはいうまでもありません。ヒーターも同じです。

PTCヒーターは床暖房以外にも使われています。床暖房に最適なPTCヒーターとは?

詳細は「ここがスゴイ!サンマックスのPTCヒーター」のページで

TOPICS「PTC特性」とは

PTCはPositive Temperature Coefficient(正温度係数)の略です。PTC特性とは、温度が上がるにつれ、電気抵抗値が正の係数をもって変化する性質のことをいいます。
そして、その特性を持ったヒーターは「PTCヒーター」と呼ばれています。

PTCヒーターは、半導体粒子と、電気をよく伝えるカーボン粒子(導体)などを配合し、温度によって電気の流れやすさが変わるように作られたヒーターです。
温度が低いときは、半導体粒子が収縮していてカーボン粒子が連なっているため、電気が流れやすくなっています。 温度が上がると半導体粒子は膨張します。ふくらんだ半導体粒子に押されてカーボン粒子の連鎖が断ち切られるため、電気が流れにくくなります。温度が下がると再び半導体粒子が収縮してカーボン粒子が連なり、電気が流れやすい状態に戻ります。

「PTC特性」とは

サンマックスで解決!PTCヒーターを使った床暖房の2つの弱点

自ら温度をコントロールできる賢いPTCヒーターにも弱点があります。
床暖房に使ったときに問題となるのは、次の2点です。

  • 1.立ち上げ時に大電流が必要で、契約アンペア数の変更が必要になるケースが多い
  • 2.温度調節のための温度センサーがPTCヒーターが節電した電気を結局使ってしまう

この弱点を克服したのがサンマックス独自の電流コントロールです!

詳細は「高機能コントローラで解決!」のページで

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