厚さ1mm、設計に影響しないPTCヒーター
近年、床暖房の優れた点が広く知られるようになり、住宅での需要が増加しています。新築やリフォームの機会に床暖房をぜひ、というご家庭が増えてきました。 通常、パネル式の床暖房は厚さが9mmや12mmといった商品が多いのですが、サンマックスのPTCヒーター「ロールタイプ」なら厚さはわずか約1mm。床下に配線できて断熱材のある住戸なら、設計図に影響を与えずに床暖房を敷設できます。ダミー材を入れる必要もないので、その分、施工のコストも低減できます。リフォームでももちろん、段差のない美しい仕上がりが可能です。
仕上げ材はフローリングをはじめ、石、タイル、カーペットなど自由に選べます。
熱効率のよいヒートポンプ式床暖房「サンほっと」もご用意
サンマックスの商品ラインナップとしてはPTCヒーターのほかに、優れた熱交換システムを持ち、電気代の節約が可能なヒートポンプ式の温水床暖房「サンほっと」もご用意しています。
サンマックスでは、それぞれのご家庭のニーズに合わせて最適な床暖房をご提案いたします。
高機能コントローラで電気容量を低減
電気式の床暖房は一般に、ほかの家電に比べて必要となる電気容量が大きくなります。電気幹線への影響や、戸別の電気容量制限などマンション特有の問題で、電気式床暖房の敷設が難しいというケースもあるでしょう。 ですが、サンマックスの床暖房なら大丈夫。特許取得の高機能コントローラにより全体的な電流量をバランスよく調整できるので、電気設計容量を他社の1/2から1/3に抑えることができます(→立ち上げ電流を半分以下に!)。
敷設面積が14m2程度(例えば14〜15畳のリビングで50%の敷設)の場合、電気設計容量はエアコンと同等の1.2kWです。つまり、エアコンの代わりに床暖房を入れることができるわけです。
このようにマンションの電気幹線に影響を与えないため、サンマックスの床暖房は大規模マンションのオプション採用にも適しています。
直床、二重床に最適な商品群
サンマックスの床暖房はラインアップが豊富。マンションの仕様に合わせて最適な商品をお選びいただけます。
直床マンションには、専用フローリングを含め総厚16mmの「暖cerⅡ」(遮音等級LL45)および「ぬくぬくフロア」(遮音等級LL40)をご用意。スラブ調整を必要としませんので、とても導入しやすいです。
また、「直床タイプ」は、一般的な遮音フローリングや直床用フローリングの中から自由に仕上げ材を選択することができます。
用途や目的にあった商品選びができます。
二重床のマンション向けには、パーティクルボードの上に敷設する捨て合板を必要としない「ユニットタイプ」や「ぬくぬく家族」がお勧めです。捨て合板が不要な分、建築コストも軽減できます。
サンマックスでは、大規模な新築マンションから、マンション一室のリフォームまで豊富な実績がございます(→実績一覧)。詳細はお問い合わせください。
部屋の空気はいつもクリーン
小さな子どもや年配者が集う保育所や老人ホームでは、暖房機器の安全性や健康に与える影響に十分に配慮したいもの。
ストーブやエアコンと違って、床暖房は空気の乾燥や汚れ、空気中に舞い上がるほこりを気にする必要がありません。肌がデリケートなお子さまや、ハウスダストが心配なお子さま、体調管理に注意が必要な年配の方にもやさしい暖房です。
PTC特性で低温やけどになりにくい
床暖房だと低温やけどを心配する方も多いでしょう。同じ場所にずっと座ったり寝ころんだりしていると、その部分の床温度が上がってしまうのでは、という懸念の声がありますが、S-JEF(電気床暖房工業会)のSOC特性(自己過熱抑制)を持った PTCヒーターを使用したサンマックスの床暖房ならば、 PTC特性により閉塞(へいそく)空間への電流を流れにくくします(→ここがスゴイ!サンマックスのPTCヒーター)。そのため、特定部分の床温度が上昇しすぎるということが起こりません。
掃除や片付けの手間いらず
フィルター掃除などの手入れの必要がなく、設置のスペースをとらない、シーズン終了後に片付けなくてもよいなど、管理面でも床暖房ならではのメリットがたくさんあります。PTCヒーターならガス温水式と違って施工後のメンテナンスが不要というのも魅力です。
CFシートやコルク仕上げにも対応
ご利用シーンに合わせて仕上げ材も幅広くお選びいただけます。「ロールタイプ」「ユニットタイプ」「ぬくぬく家族」は、内装や用途に合わせて自由に仕上げ材が選べます。フローリングはもちろん、CF(クッションフロア)シート、コルク、カーペットなども利用できます。
特に保育所や老人ホームにお勧めなのが、衝撃を吸収してくれる柔らかいコルクフロアです。ロンシール工業の 「コルクフロアシリーズ100」 は、サンマックスのPTCヒーターとの検証試験をクリアした厚さ10.5mmのコルクフローリングで、代理店としてサンマックスが販売しています。接着も釘も不要なロック式のフロアで、後々のメンテナンスも、フロアを外して替えるだけ。スーパーセラミックで塗装された表面は滑りにくく傷にも強い理想的なフローリングです。お問い合わせはサンマックスまで。
東京学芸大学内「生涯発達支援センター」(写真)では、サンマックスの床暖房とコルクフロアシリーズ100が活躍しています。
天井が高く空調が効きにくい環境での床暖房の暖かさや、コルクフロアの防滑性、衝撃吸収性、メンテナンスの簡単さが評価されました。
防音性とクッション性を備えた「暖cerⅡ(ダンサーツー)」「ぬくぬくフロア」
遮音性にすぐれた「暖cerⅡ」や「ぬくぬくフロア」は、それぞれ9色、6色の専用フローリングを用意。フローリングながら畳のような軟らかな踏み心地を実現した商品で、万が一転倒してもその衝撃を和らげることが可能です。
浴室にお薦め、埋設タイプ
介助が必要な方のための機械浴室向けには、防水性に優れた「埋設タイプ」をご用意しています。冬でもほんわかと暖かい浴室でご入浴いただけます。
高級住宅街で知られる東京・白金の老人ホームをはじめ、多くの老人ホームや保育所でサンマックスの床暖房が採用されています。
乳幼児やご年配の方々にも安心してご利用いただけるサンマックスの床暖房を、ぜひご検討ください。
高くて広い空間には輻射熱で暖まる床暖房が最適
神社や仏閣、教会といった建物は、どれも天井が高いのが特徴です。
ストーブなどでは暖められた空気が上昇し、天井付近の室温が上がってしまうので、暖房の効率が良いとはいえません。
神社や仏閣などは、足元から温もりが伝わり、輻射熱で暖まる床暖房の特長がもっともよく発揮される建築物といえるでしょう。
火災防止に配慮された設計
神社や仏閣、教会は古い建物である場合が多く、かつ歴史的価値を持つ場合も多いため、火災には十分に注意したいところです。SOC特性(自己過熱抑制)を持ったサンマックスのPTCヒーターの床暖房なら、ヒーター本体が発火温度にはならないので、非常に安全です(→ここがスゴイ!サンマックスのPTCヒーター)。
個別の検証により本畳でも床暖房の性能をきちんと発揮
一般的に床暖房に畳を用いる場合は、薄い畳や化学畳を使うことが多いのですが、その一方で、い草を使った本畳の格調高い雰囲気をそのまま残したいというご要望も根強くあります。サンマックスでは本畳のほか、毛足の長いじゅうたんなど、あまり一般的ではない仕上げ材にも対応いたします。温度など床暖房としての性能を発揮できるか、安全面は大丈夫か、十分に検証した上でお客様にご提供しています。
サンマックスの床暖房なら、伝統ある神社、仏閣、教会の荘厳な雰囲気を大切にしたまま、足元からふんわりと暖かい空間をご提供します。
遠隔操作で到着時には適温に
避暑地や山の別荘は、冬場は相当冷え込みます。普段住んでいない家屋の場合、床暖房のスイッチを入れてから、冷え切った部屋全体が暖まるまでに2、3時間かかることも。
そんなときでもサンマックスの床暖房は、携帯電話からの遠隔操作でスイッチをオンにできます。到着時にはほんわかとした温もりが部屋全体に行き渡っていて快適です。
広い建物にも威力を発揮
大規模な施設などで床暖房の敷設面積が広くなると、電気容量が大きくなり、キュービクル(高圧受変電設備)の設置や管理者の配置が必要になってしまい、余計な費用がかかってしまう場合があります。ですが、サンマックスの床暖房なら独自技術により、電気容量の低減が可能です。 高機能コントローラで立ち上がり時の電力や、暖房中の通電率を制御できるほか、建物をグループ分けして交互に床の温度を上げることができます(→高機能コントローラで解決!)。たとえば、ダイニングやリビングをまず暖めて、次にプレイルームや寝室を暖める、といった具合に優先順位を決め、時間差で各部屋の床暖房の温度を上げていくことにより、他社に比べて電力を大幅に抑えることができます。キュービクルや管理者なしで、電気式床暖房のメリットを享受できます(敷設面積等の条件により異なります)。
サンマックスでは、床暖房が500m2強の敷設面積の大規模な物件にも実績があります。 別荘にもぜひ、サンマックスの床暖房をご検討ください。
飲食店でも、足元からほんわかと暖かい床暖房が注目されています。和食や洋食、焼肉屋など各種のレストランで、フローリングをはじめ、掘りごたつの座敷やカウンターなどさまざまな場所にご採用いただいています。
古いビルでは電気容量を増やすのが難しいという課題にぶつかることが多いのですが、サンマックスの床暖房は、他社製品に比べ1/2以下の電気容量で敷設できるので安心です(→立ち上げ電流を半分以下に!)。
以下、サンマックスの床暖房を設置されたお客様の声をご紹介いたします。
電気容量が心配だったビルでも大丈夫!
郷土料理店
2001年に内装工事をした際、座敷を堀座卓にしたのですが、他の部屋とつながっているためか風のとおりが良く、お客様より「足元がスースーして寒い」とのご意見がありました。
そのため、足元に電気の暖房を検討したのですが、一番ネックになったのが電気容量でした。すでにフルに使用している状態だったので、ビルのオーナーに電気容量の増設を依頼しなくては設置できないか? 改装したばかりなのに、また大がかりな工事をしなくてはならないのか? などと心配だったのですが、サンマックスさんに相談したところ、「今ある仕上げ材の上から工事でき、高さもカーペットの厚さ程度上がるだけで、電気容量も増設しなくて大丈夫」と言われ、実際にやってみたら、工事も1日で済み、本当に電気容量も増設しないで設置できました。
床暖房だけで十分暖かく、エアコンを使用しないためか、「頭寒足熱で気持ちよい」とお客様からは好評で、お酒も料理も気持ちよく召し上がっていただいています。
(東京・新橋 「宇和島」 オーナー 石崎 進 様)
寒冷地のおすし屋さんにも大好評!
すし店
5、6年前に店の改修と同時に、座敷とカウンター席の膝下部分(カウンター下の袖壁部分)に床暖房を入れました。座敷に座ったお客様にも、カウンターのお客様にもとっても好評でした。現在は座敷席をテーブル席に改装したので、もちろんその足元のフローリングにも床暖房を入れ使用しています。
特に女性のお客様は、床暖房が入っているとすぐに気が付かれます。スカートをはいていたり、最近は冬でも薄着だったりするので、ずっと座っていると冷えやすいのでしょうね。床暖房は十分に暖かく、そして電気代も安いので、重宝しています。
(長野県茅野市「すし なが田」 オーナー 長田正次 様)
おしゃれなインテリアに隠れてさりげなく暖めます!
イタリアンレストラン
2005年にお店がオープンした当初から、個室とテラス席に床暖房を入れています。
当初、お店の設計図を起こしている時に、テラス席はガラス窓が多く、天井の空調だけでは足元が寒いのではないかと考え、床暖房を検討しました。
テラス席は天井の空調と床暖房を併用していますが、個室の方は床暖房だけで十分に暖かいです。床暖房は特に電力が多く必要と言うこともなく経済的です。
天井の空調だと、時には吹き出し口からの風が頭に当たったりのぼせたりして、お客様が不快な思いをされる事もあるかと思いますが、床暖房にはそれがなく、足元からやわらかく暖めてくれるので、女性のお客様などに好評です。
(東京・銀座 「ビノテーカワゴン」 代表取締役 松本賢悟 様)
体が温まれば会話もはずみ、お料理もおいしくいただけそうです。ほんわかとしたやさしいぬくもりの床暖房をぜひご検討ください。