ここがスゴイ!サンマックスのPTCヒーター PTCヒータを知りつくしたサンマックスだからできること

「PTCヒーターなら、どれでも同じ」と思っていませんか?

PTCヒーターは床暖房以外にも使われています

PTCヒーターは省エネ性があり、熱源として優れた点が多いため、さまざまな用途に使われています。例えば、路面の凍結を防ぐロードヒーティングや自動車のサイドミラーのくもり止めなど、身近なところで利用されています。一口にPTCヒーターと言っても、種類はいろいろ。用途に合わせて作らないと、目的に合った能力を発揮できません。

そもそも「PTC」とは何でしょうか?

詳細は「とっても賢い!PTCヒーター」のページで

PTCを知り尽くしたサンマックスのPTCヒーター

サンマックスのPTCヒーターは、床暖房※に適した特性で作られています。最適な温度幅で最も効率よく温度制御ができるようにPTC(正温度係数)を調整しています。また、危険な温度に達する前に安全センサーに頼らず、自ら電流をしっかりブロックする安全性も兼ね備えています。
ほかのどんな電気製品でもなく床暖房にぴったりの品質を追求した、床暖房のための発熱体が、サンマックスのPTCヒーターです。PTCのことなら「サンマックス」にお任せください。

床暖房には他暖房にはない多くのメリットがあります

詳細は「床暖房の魅力」のページで

ニクロム線ヒーターやカーボンヒーターは、電気抵抗値(電気の流れにくさ)があまり変化しないヒーターです。ONの間はほぼ一定量の電気が流れ、温度が上がり続けます。温度センサーなどで見張り、温度が上がり過ぎたら、そのつどOFFにして温度を制御します。床暖房の場合、すべての点にセンサーを仕込むわけにはいかないので、見張り漏れている点で床温度が上がった場合、制御がきかず危険です。

一方、PTCヒーターは、温度が上がると電気抵抗値が増す特性(PTC特性)をヒーター自身が備えています。半導体が自動的に電気抵抗を変えて電気の流れる量をコントロールし、自ら温度を制御できます。

しかし、PTCヒーターを使った床暖房ならどれでも安心かというと、そうではありません。メーカーによって「PTC特性」の作り方はさまざま。“PTCヒーター”は1つではなく、多種多様なヒーターの総称なのです。

床暖房に使うPTCヒーターにとって最も重要なのは、「床暖房に適したPTC特性」を持ち合わせていること。それが欠けると充分な温度を得られず、低温やけどになりやすく、安全性が保たれません。

図は、実際に床暖房に使われているPTCヒーターの比較です。それぞれが赤枠内で描くカーブと、80℃のラインに注目しましょう。

床暖房に使われているPTCヒーターの比較 Aタイプ 比較的低い温度帯(40℃近辺)で抵抗値が高くなっています。環境によってはじゅうぶんな温度が得にくいヒーターです。
Bタイプ 80℃になっても抵抗値が上がりません。異常な温度になりやすいヒーターです。
Cタイプ 床暖房で使用される温度帯(40〜60℃)や比較的高い温度帯(60℃近辺)で、抵抗値が変化しません。低温やけどの危険性があるヒーターです。

サンマックス 床暖房で使用される温度帯(40〜60℃)で理想的なカーブを描いています。抵抗値がじゅうぶんに上がるため80℃以上にはならず、もちろん発火温度に達する心配もありません。「床暖房に適したPTC特性」を持った※安全なヒーターです(S-JEF認定取得)(→安全性への取り組み)。

サンマックスのPTCヒーターは、適正なPTC特性に加えてSOC特性(Self Overheating Control:自己加熱抑制 ある一定の温度になると不導体になり、電気を流さなくする特性)を持ちます。2つの優れた特性を兼ね備えることで、安全性をさらに強固にしています。

サンマックスのPTCヒーターのメリット

センサーいらずで安全&快適

床暖房には一般的に2種類のセンサーが使われています。危険な温度まで床が熱くならないように見張る「過昇温防止センサー」と、快適な温度に保つための「温度調節センサー」です。

サンマックスの床暖房はセンサーレス。どちらのセンサーも必要としません。
センサーを使うと、センサーがある場所の温度で判断してしまい、安全かつ快適な温度を得られないことがありますが、サンマックスの床暖房はセンサーに頼らない設計になっています。
センサーの位置に家具が置けない、万が一の断線時に制御が効かなくなる、といったデメリットもありません。センサーが無いから、床をはがしてセンサーを取り換えるといった大掛かりな修理が発生することもありません。

過昇温防止センサー不要!

寝そべっている人の下は、こもり熱が発生しやすい場所です座布団の下や寝そべっている人の下は、こもり熱が発生しやすい場所です。危険な温度上昇を防止するセンサーが付いていても、センサーが感知する点から離れている床は、布団や体の直下で温まり続けます。火事ややけどにつながる高温に達する可能性もあります。

でも、サンマックスのPTCヒーターなら安心。適切な温度範囲で抵抗値がしっかり上がり、PTCヒーター自体が適温を維持します。そのため、過昇温防止センサーがいりません(厳しい安全基準を満たしています。→安全性への取り組み)。熱くなり過ぎる前に電気が流れにくくなり温度を抑えるので、赤ちゃんやお年寄りがいるご家庭でも安心してご使用いただけます。
※ 一般的には約40℃では低温やけどになりにくいといわれています

温度調節センサー不要!

サンマックスの床暖房なら温度調節センサーが不要床の温度は均一ではなく、場所によってばらつき があります。センサーを使う床暖房は、温度センサーがある場所の温度で床暖房全体が制御されるため、その場所に物を置いたり西日が当たったりしただけで全体をOFFにしてしまう場合があります。センサーの故障や断線により、床暖房自体が使えなくなってしまうこともあります。

でも、サンマックスの床暖房なら温度調節センサーが不要。床暖房に適したPTCヒーターを使い、その特長を最大限に生かすために電気を流す量(通電率)で温度調節をします(→温度調節をベストな方法で!)。優れたPTCヒーターを業界初のコントローラで制御することで、センサーに頼らず床全体を快適な温度に保ちます。

冷めたところだけ温めるから省エネ

PTCヒーターは、温度によって電気抵抗が変化します(→とっても賢い!PTCヒーター)。温度が電流をコントロールするので、少ない電力で一定範囲の温度を安定的に保つことができます。

サンマックスのPTCヒーターは、床暖房に最適な特性で作られています。日当たりの良い窓辺や、人や物が接している面など、温まった部分には電気をあまり流さず、放熱している部分にだけ適量の電気を流して、効率よく床全体を心地よい温度に保ちます。センサーレスなので、センサー制御にかかる電力もゼロ。無駄なく快適さをキープするから省エネです。

サンマックスのPTCヒーターは、床暖房に最適な特性で作られています
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高機能コントローラで解決! 電流コントロールで弱点をクリアしました

サンマックスの高機能コントローラとは?

サンマックスの床暖房の最大の強みは、独自に開発したコントローラにあります。PTCヒーターを使った床暖房の2つの弱点を、サンマックスの高機能コントーラ(特許)が克服しました!

立ち上げ時の電流が従来品の半分以下に

PTCヒーターを使った床暖房の弱点1

PTCヒーターを使った床暖房は立ち上げ時に大電流が必要で、契約アンペア数など「電気容量」が設置面積を決める要因になっていました。

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解決!

サンマックスの床暖房は、従来の半分以下の消費電力量で立ち上げるので、同じ電気容量で、従来より広い面積に設置していただけます。

立ち上げ電流を半分以下に

エリアごとの時間差通電で温度調節

PTCヒーターを使った床暖房の弱点2

節電効果の高いPTCヒーターを使っていても、温度センサーで温度調節をしていると、じゅうぶんな省エネを期待できません。アクセルとブレーキを繰り返すような、効率の悪い暖め方だからです。センサー故障によるトラブルもありました。

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解決!

サンマックスの床暖房は、床暖房を4つのエリアに分け、エリアごとに時間をずらして通電する方法で、床温度を調節します。温度センサーが要らない上に、断続的な通電がPTCヒーターの節電効果を最大限に引き出すため、しっかり省エネできます。

温度調節をベストな方法で!

特許取得の高機能コントローラ

高機能コントローラサンマックスの床暖房は“節約おりこう床暖房”。その秘密は、独自のコントローラによる「時間差回路別on/off制御」にあります。床暖房を4つのエリアに分け、エリアごとに上手にタイミングをずらして通電し、一度に消費する電力量を極力抑えました。
小さな面積に区切って通電する業界初の電流コントロールが、稼働に必要なアンペア数を大幅に節約。立ち上げ時、運転時ともに小さな電気容量で運転できます。建物内で床暖房と同時に使える電気製品の幅もぐっと広がりました。これは、PTCヒーターにとって画期的なこと。サンマックスが開発した業界初のコントローラが「PTCヒーターを使った床暖房」の導入を手軽にしました。

機能満載のコントローラ

時間差回路別制御
回路(エリア)ごとに時間をずらして電気を流す機能。立ち上がり時の「突入電流」を自動的に半分以下に抑え、運転時も、一度に大きな面積に電流を流さず、最少の電気容量での稼働を可能にします。

1台のコントローラで床暖房の4つのエリアを同時にコントロールエリア別ON/OFF制御
1台のコントローラで床暖房の4つのエリアを同時にコントロールしているから、簡単に運転エリアが選べます。
暖める必要のないエリアはボタン1つでOFF!

立ち上げ強制プログラム
電源をONしてから30分間は「立ち上げ強制プログラム」で運転し、通電率を1/2または1/3にコントロールします。30分後にはユーザーが選択した任意のモードに自動で移行します。

通電率制御
ヒーター温度をサーミスタによるセンサー制御ではなく、通電率によって制御します。

タイマー機能
24時間に2セット分のON/OFFタイマーを設定できます。

【活用例】
お勤め前と帰宅後の数時間ずつを設定して、朝の支度も、くつろぎのひとときも快適に。

消し忘れ防止機能
何時間後に自動でOFFにするかを、0時間から24時間まで1時間単位で設定できます。

チャイルドロック機能
子供の誤操作を防止します。

遠隔操作機能
携帯電話でON/OFFを遠隔操作できます。

【活用例】
スキーをしながら携帯電話で別荘の床暖房をON。到着後すぐ、冷えた体を足元からポカポカに。

そのほか、大規模施設用カスタムメイドなど、各種機能があります。

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あらゆる条件にマッチ! さまざまなケースに柔軟に対応できます

どんな工法にも対応できる豊富な商品ラインアップ

サンマックスでは、どのような建築条件でも施工できる多彩な半導体式床暖房をご用意しています(→PTCヒーター(半導体式))。遮音や断熱などを兼ね備えたタイプなど、パッケージを豊富にラインアップ。色も選べます。

ヒーターとコントローラの自由な組み合わせが可能

サンマックスの床暖房は、ヒーターの抵抗値とコントローラのパワーを自由に組み合わせることができます。コントローラには1台に3種類のプログラムが組み込まれており、施工後も環境条件に合わせてパワーの変更が可能です。

遮音や断熱もお任せ! 多機能タイプも充実

遮音や断熱もお任せ!【商品例】断熱材や遮音材についても多彩な組み合わせが可能です。それぞれのお客様の構造条件や建築条件に合った床暖房をパッケージでご提案いたします。
より効率のよい床暖房を、よりコンパクトに納品し、設置費の削減に貢献いたします。
新築はもちろんリフォームの場合も、ピッタリの床暖房を最小限の労力とコストで導入していただけます。 【商品例】暖cerⅡ(ダンサーツー)

10cm単位オーダーでレイアウト自在

10cm単位オーダーのPTCヒーターサンマックスのPTCヒーターは薄いシート状なので、大変軽く、施工も簡単です。
10cm単位のオーダーが可能で、部屋の形状を問わず思い通りに敷設できます。

無駄に大きいパネルを導入する心配もなく、ご予算に応じて微調整していただけます。

活用例
円形の部屋に敷き詰めたり、壁ぎりぎりに設置したり、壁に埋め込んだり。自由な長さで使える薄型床暖房なので、設計構想も豊かにふくらみます。さまざまなリフォームにも対応できます(→リフォームで床暖房を始めませんか?)。

サンマックスの床暖房なら、調理台ぎりぎりのところに細い床暖房を設置可能キッチンで作業するとき、つま先は調理台のすぐ近く。ここに床暖房が無いと指先が冷えてしまいます。

サンマックスの床暖房なら、調理台ぎりぎりのところに細い床暖房を設置可能。
つま先からポカポカ温まり冬の炊事も快適に!

img-jyoken-04.jpgお手洗いの壁に埋め込めば、見た目もすっきりと、暖かなプライベート空間のできあがり。

急激な温度変化が心配な、ご高齢の方にもお勧めです。

サンマックスの床暖房を導入いただくメリット

個人のお客様
月々の電気料金に影響するブレーカー容量はあまり上げたくないものです。ブレーカー容量を抑えるためには、他社製品ですと敷設面積を狭くしなければならない場合がありますが、サンマックスの床暖房は、突入電流や運転中の消費電力量を抑えられる設計だから、同じブレーカー容量でも敷ける面積が違います。より広々と設置できて、じゅうぶんにお部屋を暖められます。

導入後も、お得なランニングコストやメンテナンスフリーの手軽さなど、長期的なメリットをご提供します。

マンションなどのデベロッパー様
サンマックスの床暖房なら突入電流や運転中の消費電力量など電力負担が少ないので、電気設備費を軽減でき、ムダな設備スペースをとりません。

建築士、設計事務所、工務店の皆様
さまざまな施工に対応できる多彩なタイプの商品を取りそろえています。薄くて軽い床暖房システムをひとそろいのパッケージとして納入いたしますので、施工が簡単です。

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S-JETS-JEF安全性への取り組みカタログはこちらでもご覧になれます